治安の状況

メキシコからこんにちは。
薫です。

昨日は、久々に車強盗に遭った時をほうふつとさせる出来事があり、出かけ先で少々血の気が引き、気分がわるくなってしまいました。

まだまだ、こういう記憶というのは、平気と思っていてもすぐには消えないのですね。

何があったかと言いますと、まず、私の家は大通りに面しております。しかも、この大通りは、ヌエボレオン州の北にも南にもつながるハイウエイから比較的近いところにあり、街の中心部から郊外や州外に出る、または、入るのに都合の良い通りです。
さらに悪いことに信号が一切ないため、急いでる者には絶好の道なのです。一応30Km表示はされておりますが、ほとんどは80Kmで走行しているようなところです。

そこを、夜に用事があって、車を出したら、怪しげな車が後ろから猛スピードで走ってきました。重要人物が乗っていると思われる車が2台(モデルはスブルバンタイプ)と護衛にあたっていると思われる車4台です。

こういう車が猛スピードで移動している場合には、政治家か、VIPか、犯罪組織のものです。(そしてなぜか車の色はほぼ全部白です。)

しかし、政治家やVIPの場合には、護衛はほかの通行車に、幅は狭めてくることはあっても、圧力をかけたり窓を開けたりはしません。

今回は、私たちが道を譲るのが少し遅かったせいで、護衛の一車が窓を開けて圧力をかけてきました。血の気が引きました。

でも、うちの主人は、殺人現場に居合わせたことがあるのに、トラウマは残っておりません。彼曰く、記憶の中のブラックボックスにしまいこむだけ。ということなので、できるように努力します。

さて、今週、新聞に興味深い記事が出ておりました。

メキシコの治安が悪化してから数年経ちますが、2013年6月には、2011年より統計で殺人件数が一番少なかったそうです。

なんだか、うれしい話だな。と思って聞いていましたが、よくよく件数をみるとぞっとします。
でも、私の住んでいるモンテレイは、トップクラスに上がってきていないので、少し安心しました。

下記は、Milenioの新聞から拝借したグラフです。
http://edomex.milenio.com/cdb/doc/noticias2011/f835baa36d0c579ca6f909e228919786

20130703-121110.jpg

そんな状態ではありますが、先月、メキシコシティのバー「Heaven」で、誘拐された被害者のうち、4名が昨日、7月2日に焼死体となって発見されました。

さらに、先週末グアダラハラのサポパンで、行方が分からなくなっていた15歳の少年2名が、遺体で発見されました。こちらは理由がわかっていて、今、メキシコでも騒
がれるようになっている「ブーリング」が原因です。(「ブーリング」とは、日本でいういじめです。たかりや、暴力、いじめられている場面をビデオなどに撮って、Facebookやネットに流すというものです。)
しかし、そのいじめられていた子の親が犯罪組織に属しており、子どもの復讐のために、15歳の少年たちを殺害したのです。うーーむ。子ども同士の付き合いもよく監視する必要がありそうですね。。。。

では、また!

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コメント

  1. 弥生 より:

    怖いね。。。
    薫ちゃん気をつけてよ(>_<)‼
    旦那さんは強いですね。私なんて、夜になると背後に気配を感じただけで、「もしや変質者?!」
    と、思ってダッシュで帰ります(⌒-⌒; )

  2. より:

    弥生ちゃん

    コメントありがとう。
    うん、気をつけてるから大丈夫よ。ありがとう。

    ニュース見てると日本も変な事件が多くなってきてるよね。

    弥生ちゃんも気をつけてね

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