望まない方法で夢が叶ってしまった

メキシコからこんにちは。
薫です。

しばらくご無沙汰しています。

ブログを書こうか書かないか迷いましたが、あまりに更新しないと変に思われるかな。とも思い更新です。

9月からあるお客様のところで仕事をさせていただいてました。すごく楽しく、超ハイレベル通訳さん達の中で、私も仕事させていただき充実の日々を過ごしていました。

ところが。11月の中旬に急に父が入院したとの知らせが入り、気楽な気持ちで帰宅したところ、到着から2日であっという間に亡くなってしまいました。

当初、入院は2週間ほどとお医者さんに診断されていただけに、あまりの急さに、現実が受け入れられない状態でした。

喪主というものがどういうものかも分からず、あれよあれよという間に遺骨になり、実家の家もがらんとして寂しいものです。

大きな家も、父がいなくては寂しいばかり。父の超スポーツカーな愛車も、雪道運転したことないので冬眠状態。

そんなことより、父の会社をどうするか、という課題が残りました。自分の家族のように大切にしていた社員さんたちがいる以上、たたむということはあまり選択肢に入れずに進めています。

新たに任命した代表取締役とのやりとりなど、事を簡単に考えていた私が甘かったとよく現実を噛みしめているところです。

母国でありながらある意味外国な日本。どこへ行っても丁寧でありがたいけれども、味気ないこの国。

人と人との繋がりがあまりないこの国で、やはり血の繋がりがある人以外は信用してはいけないのかな。という場面も多々あり、泣きっ面に蜂とまではいかないものの。。。人間というのはやはり利害関係があると人の死とかは関係ないのだろうか。と思ってしまうこともあり。なんだかね、切ないですな。

私の夢は、日本とメキシコで1年の半分ずつ暮らすこと。こんな形で、第1回の滞在の夢は叶ってしまいました。でも、誰もいない実家は味気なく面白みもなく。。。

なぜに日本に帰って来たかったかはやっぱり親がいてくれたからなんだな。とつくづく思います。

さて、滞在が長引く以上、車の運転もしないと不便なことも多々あると思い、雪道講習を受けられそうなのでやってみようかな。と思ってもいます。

私は母を15で亡くし、今回もあまり親孝行できなかったなと悔やまれます。親御さんがご健在な方達は、どうぞ大切になさってくださいね。

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